Zero Origin Arita
有田焼400年の長い歴史の中で、陶工達はそれぞれの時代の技術を最大限に生かしながら、また絵付職人達は自らの絵付の腕とセンスを磨きながら色んな意匠を生み出し数多くの名品を作り出して来ました。
400年を経ようとする現在、成形や絵付技法は進化し世界あちこちで色んな陶磁器が作られていますが、器作りにおける潜在的な総合力は世界ナンバーワン、オンリーワンの産地と言えます。
ZOA (zero origin arita)のzero origin -ゼロ オリジン-とは原点のこと、古伊万里をお手本に物作りの原点に立ち返りたいと願いながら、長い歴史の中で育まれ伝承された職人技に新しい加飾の技法をプラスした「粋」で「モダン」な美しい有田焼を提案いたします。
Series
ZOA プライム
17世紀半ば頃のいわゆる初期伊万里と言われる有田焼古陶磁の絵柄を中心に現在の絵付職人が描き上げた総手描きの「ZOAプライム(Prime)」
染付梅鳥文
梅の花に囲まれた空を飛ぶ一羽の鳥が印象的な初期伊万里の作品。梅の香りが漂う空に、小鳥のさえずりが聞こえてきそうです。
芙蓉手文
間取した器を芙蓉の花に見立て、周囲に草花文を描いた文様です。中央に描かれた愛嬌のある小鳥が可愛らしさを演出しています。
雲割山水文
空を覆う雲を地紋で、月・舟・苫屋付蓬莱山を繊細なタッチで描かれた山水文です。湖畔に浮かぶ一艘の船が哀愁を誘います。
捻り間取花文
中心から伸びた捻り文と、外側の草花文・幾何学文が印象的な文様です。自由で奔放な筆遣いは、器を使うたびに気分が上がります。
ZOA デイリー
モダン+アート感覚+コスト性を意識して意匠をデフォルメ、パット印刷製法を用いた「ZOA デイリー(Daily)」
KACHO
鳥のシルエットと流水を淡い斜線で、力強い枝を濃い青色で表現。梅の花を赤と雲母銀を用いて呉須色の中のアクセントにしました。
FUYOUDE
愛嬌のある小鳥と、のびのびした草花のデザイン化にこだわりました。可愛らしいブルーの小鳥が、あなたの食卓に幸せを呼びます。
SANSUI
重厚なイメージの山水文を、上絵転写を用いてポップなデザインにしました。カラフルな色使いはどこか北欧風な印象です。
NEJIRI
捻り文を直線的なカギ文にすることでシャープでモダンなデザインに。ブルー&ホワイトのコントラストがどんな料理にも合います。
ZOAの銘
ZOAの銘にある”0”の中のデザインは、有田磁器の原点、『泉山磁石場』の”泉”を漢字であしらいました。そんなZOA (zero origin arita -ゼロ オリジン アリタ-)の銘には2016年に有田焼創業400年を迎えるに当たり、もう一度”原点”に立ち返りモノづくりに真摯に取り組む決意が込められています。