古伊万里と呼ばれる有田の古陶磁の中に「初期伊万里」、「初期赤絵」と呼ばれるジャンルのものがあります。 絢爛豪華な輸出用伊万里や高度なデザイン美を誇る鍋島様式が登場する以前の有田焼で、 のびのびとした奔放な構図や筆運びの染付、トーンを落とした赤絵の逸品が見る者の心をホッと和ませます。
文青シリーズはそんな古陶磁達を現代に甦らせることをコンセプトに、 有田の二軒の窯元、そして赤絵屋さんと呼ばれる上絵付専門の職人さんとの 連携で生まれたまるぶんのロングセラーブランドです。
「初期伊万里」
有田焼は、主に伊万里から出荷されていたため、「伊万里焼」ともよばれます。
そして、その伊万里焼の中でも、江戸時代 1630年ごろまでの初期の製品を「初期伊万里」と呼んでいます。
「初期伊万里」の特徴としては、白地に藍色のみで文様を表した「染付」が多く、中国の磁器の文様をモチーフとした素朴な絵柄が多く見られます。
「初期赤絵」
赤絵とは、一度釉薬をかけて仕上げたものの上から更に色を重ねることによって、色をより鮮やかに発色させる技術で、中国明から伝わりました。
一般的には上絵と呼ばれますが、有田ではよく赤色で上絵つけする際に使われましたので赤絵と呼ばれています。
この技術によって美しく華やかな有田焼が多く作られてきました。
しかし、初期の頃の「赤絵」というものは、それほど華やかではなく、どちらかというと少し落ち着いた素朴なものが一般的でした。
「初期伊万里」
有田焼は、主に伊万里から出荷されていたため、「伊万里焼」ともよばれます。
そして、その伊万里焼の中でも、江戸時代 1630年ごろまでの初期の製品を「初期伊万里」と呼んでいます。
「初期伊万里」の特徴としては、白地に藍色のみで文様を表した「染付」が多く、中国の磁器の文様をモチーフとした素朴な絵柄が多く見られます。
「初期赤絵」
赤絵とは、一度釉薬をかけて仕上げたものの上から更に色を重ねることによって、色をより鮮やかに発色させる技術で、中国明から伝わりました。
一般的には上絵と呼ばれますが、有田ではよく赤色で上絵つけする際に使われましたので赤絵と呼ばれています。
この技術によって美しく華やかな有田焼が多く作られてきました。
しかし、初期の頃の「赤絵」というものは、それほど華やかではなく、どちらかというと少し落ち着いた素朴なものが一般的でした。